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美容外科編

2015/3/13掲載
 
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春に増える「ワキガ・多汗症」「豊胸」の相談 体への負担が少ない“切らない治療
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
暖かくなると気になる脇からの汗やニオイ。また、バストに自信がないから薄着になりたくないと悩む女性もいるそう。今回は、この時季から相談が増える「ワキガ・多汗症」と「豊胸」の治療について話を聞きました。

 ■春はワキガや多汗症、豊胸治療の相談が増えるとか。
 はい。気温が上がり汗ばんでくると、脇の汗じみやニオイが気になる人が増えてきます。また、コートを脱いで薄着になり、ボディーラインが気になって豊胸治療を考える女性もいらっしゃいます。いずれも、新しい環境になる前に治療を、という方が多いですね。

 ■ワキガと多汗症の治療を教えてください。
 両方とも脇からの汗が主原因です。汗自体にニオイはありませんが、皮膚の常在菌が汗を分解する際に発生するのが、あの独特なニオイなのです。治療では、汗腺の働きをストップし、汗が出ないようにします。具体的な治療法として、電磁波エネルギーを脇に照射して汗腺を破壊する方法や、汗腺の機能を抑制する薬液を注射器で注入する方法があります。いずれも切開しないので入院の必要がなく、体への負担が少なくて済みます。治療時間は前者は両脇で約60分、後者は約10分です。

 ■豊胸の治療法は。
 治療前の状態や希望するサイズにより、それぞれに適した治療法が異なります。一時的な効果を望む場合はヒアルロン酸注入がおすすめです。また、トータルでのスタイルアップを目指す場合は、脂肪吸引で取った自分の脂肪を注入する方法がよいでしょう。いずれも注射器を使用するため切開の必要がありません。大幅なサイズアップにはバッグ挿入法が適しています。施術方法など詳しくは、医師へご相談ください。



 
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