くまにち メディカルインタビュー
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美容外科編

2015/2/6掲載
 
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すぐ日常生活に戻れ、体への負担もわずか 「わきが・多汗症」と「肌治療」の切らない施術
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
入院不要ですぐ日常生活に戻れる“切らない治療"が今、注目を集めています。今回は「わきが・多汗症」と「肌治療」の切らない施術法について、話を聞きました。

 ■わきが・多汗症の切らない治療とは。
 いずれの症状も脇の汗腺から出てくる汗が主原因なので、電磁波エネルギーを脇に照射して汗腺の機能を抑制する治療を行います。照射する際には麻酔を施します。そうすることで痛みや腫れが減り、体への負担が軽くなります。治療後は1週間程度の運動制限などはありますが、すぐ日常生活に戻れます。治療時間は両脇で約60分。汗腺が存在する層には毛根も点在しているので、多少の脱毛効果も期待できます。症状が重い場合は、直径2〜3o程度の細い吸引管を使って汗腺を取り除く方法が適しています。

 ■シミ、シワ、タルミなどの肌治療について教えてください。
 それらの症状での相談が多いのは、特に30代以上の女性です。「実年齢より老けてみられる」「シワを解消して若々しくなりたい」など、理由はさまざまです。同窓会や卒業式、入学式などが増える時季を前に治療を行う方も少なくありません。ほうれい線などの代表的な切らない治療法としては、ヒアルロン酸などを注入して肌の内側からシワを押し上げる方法があります。また、ちりめんジワの場合はレーザーやIPL(光エネルギー)を照射して肌を活性化させたり、沈着した色素を除去します。肌のたるみの治療では高密度の超音波を照射して皮膚の奥にある筋肉の層を刺激し、改善を図ります。症状によって適した治療法が異なりますので、まずは医師へご相談ください。



 
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