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寒い冬は、子どもたちも運動不足になりがちです。そのためか、ちょっとした運動でけがをするケースが増えているそうです。子どもの運動器の疾患について、詳しく聞きました。 |
■整形疾患で来院する子どもが増えているそうですね。 |
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外で遊ぶことが少ないことや、運動の習慣がないことで筋力が低下し、体幹のバランスが悪い子どもが増えています。そのような子どもの多くに共通するのは、肥満傾向や極端な痩せ型体形です。筋力や体幹バランスが低下すると、小さな負荷でもけがをしたり、骨・関節などの運動器を痛めたりしやすくなります。 |
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座った時の姿勢を見れば、体幹の筋肉が弱いことがひと目で分かります。また、立った時に体の左右のバランスが傾いていないか、横から見てまっすぐな姿勢を保っているか、猫背になっていないかどうかなどもチェックします。さらに筋肉量や脂肪量なども測定した上で、トータルで評価を行います。 |
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痛みの原因や診断結果から、筋肉を増やすのか、脂肪を落とすのかを検討し、その人に合ったリハビリ指導を行います。同時に、運動・食事・睡眠の改善などトータルな指導を継続することで、けがのない体づくりを目指します。生活習慣病の原因となるメタボリックシンドロームやロコモティブシンドローム(運動器症候群)は、子どものころから始まっていると言っても過言ではありません。まずは、生活習慣を変える重要性をしっかり理解し、継続して治療に取り組むことが大切です。 |
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