くまにち メディカルインタビュー
   HOME > 美容整形 インタビュー一覧> 美容整形 最前線
 
美容整形最前線 ホクロ・イボとり

2005/9/3掲載
 
MENU
美容整形
美容皮膚
ダイエット
内科
心療内科
歯科
皮膚科
婦人科
肛門科
がん治療科
小児科
眼科
整形外科
耳鼻咽喉科
神経内科
泌尿器科
放射線科
循環器内科
医療福祉
消化器外科
形成外科
味覚障害
免疫治療
血管外科
精神科
顔の印象をスッキリと
 
サンロードクリニック院長
プリンヤ吉里氏
「ホクロやイボってとらなきゃダメなの?」「せっかくとっても、傷跡が目立ったり、治りが遅かったりだとちょっと…」など、ホクロやイボは誰でもできるものなので、疑問に思っている方も多いことでしょう。ホクロ・イボの、症状に合わせた治療法などについて聞きました。

 ■ホクロやイボはとったほうがよいのでしょうか。
 ホクロもイボも良性の場合は、放っておいても健康を害するものではありません。しかし、場所や数によってはとても気になるものです。顔の印象に影響を与えますし、目障りだという方もいらっしゃいます。顔の印象は、1つのホクロを取るだけでも、スッキリと変えることができます。ホクロは、2〜3歳まではほとんど出ませんが、年齢とともに増加したり、紫外線などの刺激によって悪性化する可能性もあります。特に、足の裏や手の平など常に刺激を受ける場所にあるものは、皮膚ガンになる場合もあるので除去をお勧めしています。

 ■では、治療法を教えてください。
 ホクロは深部まで細胞があり、イボは表在性で根がないという特徴から、3o以下の小さいホクロやほとんどのイボは、レーザーで除去します。痛みに弱い人には麻酔テープを貼布し、レーザーで蒸散。その日から洗顔やメイクなども可能です。照射後は、皮膚がえぐれるので、1〜2週間は消毒をし軟膏を塗ります。修復は約2週間後。一方、3o以上のホクロは、レーザーでは患部が陥没するので、切除して縫合する方法が治りが早いですね。シワに沿って縫合するので、傷跡も目立ちにくいですよ。48時間以内は患部を濡らさないようにしますが、4〜5日で抜糸が可能です。いずれの方法も、治療後しばらくは紫外線対策が必要です。



 
無断転載は禁じます。
掲載の記事、写真等の著作権は熊本日日新聞社または、各情報提供者にあります。
Copyright Kumamoto Nichinichi Shimbun
  (c) 熊本日日新聞社 〒860-8506 熊本市中央区世安1-5-1
くまにち.com トップページへ