HOME > 美容整形 インタビュー一覧＞ 美容整形 最前線 　 美容外科編 2014/12/12掲載 　 切らずに糸だけで細く高い鼻に　術痕が目立たない半永久的な隆鼻術 　 ハニークリニック　院長 木村文彦氏 目元と同様、鼻も印象を左右する重要なパーツのひとつ。鼻筋がスッと通った高い鼻にあこがれる人も多いのでは。今回は、糸を使った特殊な隆鼻術（低い鼻を高くする美容外科手術）について専門医に話を聞きました。 　■糸を使った隆鼻術とは。 　「ノーズスレッドリフト」（隆鼻&鼻先形成術）といい、美容外科用の特殊な糸を鼻先に挿入して皮膚の内側から引き上げる新しい施術法です。糸には全方向（360度）にギザギザの返しがついており、これが鼻の組織をとらえて上方向に引き上げ、鼻を高く、細くします。糸は極細の針で鼻の先端から挿入するので、挿入痕はほぼわかりません。使用する糸の長さや本数は、希望する仕上がりに合わせた調整が可能です。施術では局所麻酔を使用する上、メスを一切使わないため術後の腫れや痛みが少なくて済みます。施術時間が20分程度と短い点など、体への負担が軽減されるのも特長です。 　■挿入した糸はどうなりますか。 　 吸収糸なので、1年ほどかけて体内へ徐々に吸収されます。その間に、挿入した部分の組織が線維化していくため、糸が溶けても、けん引力は半永久的に保たれます。鼻に異物が残ることに抵抗がある方には最適な治療です。 　■そのほかの治療法は。 　歯や骨を形成する物質を主成分とした注入剤を使って気になる部分に骨のような組織を形成する施術法や、ヒアルロン酸を注入して鼻の高さを出す方法があります。ノーズスレッドリフトで鼻先を高くし、前出の注入剤やヒアルロン酸を使って細かく形成することも可能です。ほかには、プロテーゼ（インプラント）を挿入してご希望の鼻の形状にする方法などもあります。まずは専門医へお気軽にご相談ください。

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