くまにち メディカルインタビュー
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美容外科編

2014/8/1掲載
 
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美容外科の施術で長年の悩みを解消 「豊胸」と「ワキガ・多汗症」の治療
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
体形や体臭、体毛のことなど、自分自身ではどうしようもできない悩みを解決できる美容外科の治療。今回は「豊胸」と「ワキガ・多汗症」の治療法について、専門医に話を聞きました。

 ■豊胸の手術について教えてください。
 左右のサイズを整えたり、谷間を作ったりする場合は「ヒアルロン酸注射」を行います。注入量や注入箇所が選べるので、より希望に近い仕上がりが期待できます。ヒアルロン酸は半年から1年ほどかけて、徐々に体内に吸収されます。長期間の持続を希望する場合や大幅なサイズアップを望む場合は「バッグ挿入法」を用います。脇の下の3〜4pほどを切開し、人工乳腺バッグを挿入します。効果は半永久的ですが、術後半年間は定期検診などの通院が必要です。そのほか、最近では自分の下腹部などから吸引した脂肪を使ってバストに注入する「脂肪注入法」や「コンデンスリッチファット注入法」といった施術方法もあります。

 ■ワキガや多汗症の治療法は?
 ワキガと多汗症は、脇の汗腺から分泌される汗が原因で起こります。治療は、汗腺の働きを抑制、または汗腺自体を破壊して汗が分泌されないようにします。一時的に発汗を止めるには「ボトックス注射」を行います。効果は半年〜1年程度持続します。根治を希望する場合は「マイクロウエーブ法」がよいでしょう。電磁波(マイクロウエーブ)を脇に照射して汗腺を破壊し、発汗をなくします。一度破壊された汗腺はほぼ再生しないため効果は半永久的です。治療時間は両脇で約60分。発汗量は体全体で調整されるので、脇の汗腺がなくなっても大丈夫です。乳輪やアンダーバストからのワキガ、手足の多汗症にも有効です。



 
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