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美容外科編

2014/7/4掲載
 
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「ワキガ」「多汗症」の悩みと「脂肪吸引(部分やせ)」治療 体力的負担を軽減する切らない施術で悩みのない生活を
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
衛生面や美への関心が高い日本人。ニオイにも敏感で、ワキガや多汗症などを人一倍気にして治療する人も多いのだとか。また、スタイルを気にして脂肪吸引などを行う人も、最近では少なくないそうです。

 ■ワキガや多汗症と、その治療法について教えてください。
 ワキガや多汗症は、脇の汗腺から出る汗が関係しています。汗自体は無臭ですが、皮膚常在菌が汗を分解する際に、あの独特なニオイが発生するのです。昨今ではニオイを気にして治療に訪れる方が増えましたが、まずは症状の程度や最適な治療法をカウンセリングで判断することが大切です。主な治療法として、電磁波(マイクロウェーブ)を使い、汗腺を破壊する方法があります。治療時間は両脇で約60分、汗自体が出なくなるため効果は半永久的です。そのほか、汗腺の働きを一時的(約半年〜1年間)に抑制する薬液を、脇に注入する方法もあります。乳輪やアンダーヘアからのワキガ、手足の多汗症にも効果があります。

 ■脂肪吸引にもいろんな方法があるそうですね。
 カニューレという細い吸引管を、細くなりたい部分に挿入して脂肪を取り除く方法のほか、最近では専用の機械を患部に当てるだけで脂肪のみを冷却、破壊する「冷凍脂肪溶解術」や、薬液を注入して脂肪組織を効率よく分解する「脂肪融解注射」などがあります。いずれの方法も、部分やせが可能です。

 ■いずれの手術も切開しないでできるのですね。
 最近は切開しない手術が主流です。切開しない手術では回復期間が短いなどのメリットもあります。しかし、症状や体質によって適切な施術方法が異なりますので、まずは専門医へご相談ください。



 
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