くまにち メディカルインタビュー
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美容皮膚科編

2014/5/23掲載
 
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老けて見えるシミ・そばかす・肝斑 悪化する前に、早めの治療を
 
ワイズスキンケアクリニック 院長
泉 依子氏
レジャーシーズンの今、紫外線を浴びて「黒ずんだ気がする」「シミができたかも…」とお悩みの方は少なくないのでは? そこで、シミやそばかすの治療法について、詳しく話を聞きました。

 ■シミ・そばかすの原因は?
 紫外線を浴びると、肌表皮の一番下にある色素細胞・メラノサイトがメラニンを産生し、それが沈着するとシミになります。

 ■治療法を教えてください。
 真皮層までエネルギーを浸透させるRF(高周波)とIPL(光エネルギー)を組み合わせて照射します。メラニン色素を除去し、段階的にシミを薄くする方法です。数回の施術が必要となりますが、顔全体の小さなシミやそばかすにも効果的といわれています。また、IPLの光には、さまざまな波長が含まれるため、たるみや赤ら顔、くすみ、産毛のケアも期待できるでしょう。たるみを集中的に治療したい場合は、RFとレーザー光を照射し、これはシミの治療と並行して行えます。

 ■肝斑(かんぱん)とは?
 頬骨や額、口の周りに左右対称にできる薄茶色のシミが肝斑です。主に女性ホルモンのバランスが崩れるとでき、紫外線によっても悪化するといわれています。治療には専用のレーザーを照射しますが、肝斑に通常のシミ治療を行うと、逆に濃くなる場合もあります。そのため、専門医による見極めが非常に重要になってきます。

 ■知っておくべきことは?
 現状のシミや肝斑の治療を行うことで、紫外線などによってこれから新たに出てくるシミ・肝斑も防ぐことができます。紫外線量が増える今からの時季も、日々の紫外線対策を怠らなければ、安心して治療を行えます。



 
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