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美容皮膚科編

2014/4/18掲載
 
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増やしたくないシミ・そばかす・肝斑 手術不要のレーザー治療で改善
 
ワイズスキンケアクリニック 院長
泉 依子氏
紫外線量が増える今からの季節は、日焼けやシミ、そばかすが気になるもの―。白く美しい肌のための、シミ・そばかすの治療法について詳しく話を聞きました。

 ■シミ・そばかすの原因と治療法について教えてください。
 紫外線を浴びると、肌表皮の一番下にある色素細胞・メラノサイトがメラニンを産生し、それが沈着するとシミになります。治療は、真皮層までエネルギーを浸透させるRF(高周波)とIPL(光エネルギー)を組み合わせて照射します。これはメラニン色素を除去し、段階的にシミを薄くする方法で、数回の施術が必要ですが、顔全体の小さなシミやそばかすにも効果的です。 IPLの光にはさまざまな波長が含まれるため、たるみや赤ら顔、くすみ、産毛のケアも期待できるでしょう。たるみを集中的に治療したい場合には、RFとレーザー光を照射し、これはシミの治療と並行して行えます。

 ■よく耳にする肝斑(かんぱん)とシミの違いは?
 頬骨や額、口の周りに左右対称にできる薄茶色のシミを肝斑と呼びます。主に女性ホルモンのバランスが崩れるとでき、紫外線によっても悪化するといわれています。治療には専用のレーザーを照射しますが、肝斑に通常のシミの治療を行うと、逆に濃くなるケースもあります。そのため、専門医による見極めが重要になります。

 ■紫外線量が増えるこれからの時季も治療できますか?
 シミ、そばかす、肝斑の治療は時季を選びません。ただし、「治療しているからシミやそばかすの心配はない」というわけではなく、日焼け止めを塗ったり、帽子をかぶるなどの対策は必要です。



 
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