くまにち メディカルインタビュー
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美容整形最前線 脂肪融解注射

2005/5/14掲載
 
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「注入によるダイエット」
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
夏は海に行きたいから、水着をさらりと着こなすスタイル美人になりたい! でもダイエットするには、時間もないし、運動も苦手…。それなら脂肪吸引がいいかもしれないけど、少し抵抗があるという方も多いようです。手軽にできる注入による痩身法について聞きました。

 ■手軽にできる痩身法があるとか。
 注射を打つだけで、気になる部分をサイズダウンできる「メソセラピー(脂肪融解注射)」という施術があります。具体的には、高脂血症や高血圧症などの治療に使用される薬剤とアミノ酸、ビタミン剤などを脂肪層に注入し、脂肪を分解・融解していくもの。注入のみで切開の必要がないので、痛みもほとんどありません。施術時間は5分程度で終了します。

 ■なぜ、注入するだけで脂肪を溶かすことができるのですか。
 薬剤を注入すると、その部分に脂肪分解酵素リパーゼが作られ、この酵素が脂肪を溶かしていくのです。脂肪組織そのものが溶けていくので、効果や持続は脂肪吸引手術とほぼ同じなんですよ。また、融解された脂肪は血液中に吸収され、体外に排出されるので、セルライトの減少も期待できます。

 ■手軽に受けられるそうですが、デメリットはないのでしょうか。
 施術の範囲や効果は、1回の治療では限界があり、通常2、3回の施術を行います。メスを使う手術の必要がないのでリスクは少なく、安全性も比較的高いといわれています。さらにはダウンタイム(治療期間)もありません。術後も包帯やガードルなどでの固定も必要なく、短時間で日常生活に戻ることが可能です。



 
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