くまにち メディカルインタビュー
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美容外科編

2013/12/13掲載
 
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入院不要など利点多い最新治療 「豊胸」や「タルミ」も切らずに改善
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
術後すぐに日常生活に戻れる」「傷跡が目立たない」などの理由から、最近は50代、60代の患者も多いという「切らない手術」。その中で、女性が気になる豊胸やタルミの治療内容について聞きました。

 ■豊胸の治療法を教えてください。
 豊胸には簡単なものから本格的なものまで、さまざまな治療法があります。中でも「切らない施術」としては「ヒアルロン酸注入法」がよく用いられます。希望箇所に薬液を注入し、サイズアップを図ります。ヒアルロン酸はもともと体内に含まれる成分なので、副作用やアレルギーの面を考えても安心の施術法と言えます。注入箇所や注入量が調整できるため、希望に沿ったバストメークも可能です。ほかにも、「精製濃縮自己脂肪注入法」と呼ばれる新しい治療法があります。これは、あらかじめ吸引した自分の脂肪を、濃縮脂肪としてバストに注入するというものです。持続期間が長く、自然な触感になるのが特徴です。生着率(脂肪が残る率)も従来の脂肪注入法より高くなっています。

 ■顔のタルミやシミにはどのような治療法がありますか?
 いま、「シワやタルミをなくしたいけど手術までは…」という方が選んでいるのが「PDOリフト」という治療法です。これは、生体適合性が高い医療用の糸(フェザー)をたるんだ部分に挿入し、皮膚の内側からタルミを引っ張り上げる方法です。極細糸を使用するので傷跡は最小限で抑えられ、腫れや痛みもほとんどありません。施術時間は頬なら片方約15分で済みます。そのほか、ボトックス注入法やレーザーを用いる治療もあります。また、シミや肝斑(かんぱん)、くすみ、赤ら顔、ニキビ痕などには、各種レーザー治療やIPL(光治療)が適しています。



 
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