くまにち メディカルインタビュー
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美容皮膚最前線 シワ・たるみ対策

2005/10/15掲載
 
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メスを使わないフェイスリフト
 
熊本アールスキンケアクリニック総院長
三原 栄作氏
医学博士
年齢を重ねると肌が衰え、顔にたるみやシワができてしまいます。若々しくしたいけど、メスを使用した手術は避けたいという方も多いそうです。

 ■フェイスリフトについて教えてください。
 肌のたるみやシワは、ハリや潤いを保つ働きをするコラーゲンやエラスチン、保湿の働きを持つヒアルロン酸などの減少で生じます。そして、伸びた皮膚はある程度の年齢になると自力で元には戻れません。そこで、従来は顔の皮膚を引っ張り上げ、耳の前・耳の付け根の部分の余分な皮膚を取り除く手術が主流でした。しかし、メスを入れるのは怖いという方も多いのです。

 ■メスを使わない治療はありませんか。
 レーザーとRF(高周波)を組み合わせた治療があります。これは、メスを使わずリフトアップできて、たるみやシワが改善できます。繊維芽細胞に直接熱を与えることで、真皮層が軽い火傷をした状態になり、コラーゲン・エラスチンの産生を高めます。そのため、1回の治療でも頬があがり、ほうれい線が薄くなるのです。メスは使わないので、腫れたり、傷跡が残るなどのダウンタイムが必要ありません。施術後は少し赤みが出ますが、直後からメイクもできますし、仕事もできます。たるみやシワの状態が進行する60歳代以降ですと、手術や注入法が適するのですが、50歳代前の方ですと、レーザーとRFによる治療がよいでしょう。また、一度手術をして、再度たるみがでてきた方にもお勧めです。

 ■施術中痛みはないのですか。
 最大パワーで照射しますが、麻酔クリームを塗布し痛みを軽減させ、医師が施術しますので痛みはほとんどないという方が多いですね。



 
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