くまにち メディカルインタビュー
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美容外科編

2013/10/4掲載
 
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ワキガ・多汗症の治療や豊胸に… 体への負担が少ない「切らない施術」
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
施術時間や治療後のダウンタイム(回復期間)が大幅に短縮される「切らない施術」。切開手術に比べて体への負担が少なく、すぐに日常生活に戻れるそう。今回はワキガや多汗症、豊胸の治療内容について聞きました。

 ■どのような多汗症やワキガも、切らずに治せるのですか?
 切らずに治せるかどうかは症状の程度によります。重症の場合以外は、切らずに治療が可能です。施術法ですが、ワキガや多汗症の原因となる汗腺に電磁波(マイクロウェーブ)を照射する「マイクロウェーブ法」があります。照射することで汗腺を破壊し、発汗やニオイの発生を半永久的に防ぐ方法です。施術時間は両脇で約60分。麻酔を使用するので、痛みはほぼ感じません。また、一時的にニオイや発汗を抑えるなら「ボトックス注射」がよいでしょう。効果は半年〜1年程度。乳輪やアンダーバストからのワキガ、手足の多汗症にも効果があります。

 ■切らずに豊胸する治療法も?
 豊胸するには、簡単なものから本格的なものまで、さまざまな治療法があります。中でも、切らない治療法としてよく選ばれるのは「ヒアルロン酸注入法」です。薬液の注入量や注入箇所が選べるため、全体的なサイズアップはもちろん、希望に沿ったバストメークが可能です。ヒアルロン酸はもともと体内に含まれる成分なので、副作用やアレルギーの面を考えても安心できる施術法です。そのほか、「精製濃縮自己脂肪注入法」と呼ばれる新しい治療もあります。これは、あらかじめ吸引した自分の脂肪を、濃縮脂肪としてバストに注入するものです。持続期間が長く、自然な触感になるのが特長で、生着率(脂肪が残る率)も従来の脂肪注入法より高くなっています。



 
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