くまにち メディカルインタビュー
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美容皮膚科編

2013/9/13掲載
 
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リバウンド、副作用、痛みがほとんどない施術 メスを使わず皮下脂肪を破壊、排出
 
駕町 太田皮ふ科 院長
太田 浩平氏
皮膚科学会認定皮膚科専門医。
1964年生まれ。筑波大学卒。九州大学皮膚科入局。九州大学大学院を経て、新日鉄八幡病院皮膚科部長。99年に父の診療所(保田窪)を継承。2002年に日赤通りに移転。
超音波と高周波の両方を兼ね備えた医療用痩身機器が、大都市圏を中心に人気を集めているそうです。その詳細について専門医に聞きました。

 ■メスを使わず脂肪除去ができる機器があるそうですね。
 脂肪細胞膜を破壊する超音波と、脂肪を体外に排出する効果のある高周波を搭載した機器のことですね。二重あご、シワ、たるみ、腹部の脂肪が気になる方に人気を集めています。施術ではまず、横波の超音波で深い層の脂肪細胞の膜を破壊し、液状化された脂肪が血液やリンパに取り込まれます。確実に脂肪細胞のみを破壊するので、リバウンドの心配もほとんどなく、メスを使わない脂肪吸引と言えます。さらに、高周波を使ってセルライトなどの老廃物を血流やリンパに乗せて、尿や便として体外へ排出します。

 ■痛みはありますか。
 横波超音波は、脂肪細胞のみをターゲットとして破壊するので、周囲の皮膚、血管、神経は傷つけません。痛み、赤みや腫れもなく、内出血も起こりません。すぐに通常の生活を送れます。「痛みが怖い」「長期の休みが取れない」「肌に傷が付く治療を避けたい」といった方にもお勧めです。

 ■施術後に皮膚がたるむことはありませんか。
 熱による収縮とコラーゲンの発生を促進する効果もあり、ハリが生まれ、皮膚のたるみも引き締めることができます。

 ■施術は何回くらい必要ですか。
 脂肪の量にもよりますが、2週間に1度の施術で4回程度が目安です。1回の施術は30分程度で、早い人では1度で効果を感じられるようです。施術の反応を見ながら、医師と相談して回数を決めていくとよいでしょう。



 
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