くまにち メディカルインタビュー
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美容外科編

2013/7/19掲載
 
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切開しないワキや手足の多汗症治療 ワキガ、豊胸、痩身も切らずに施術可能
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
術後の回復も早く、何より傷跡が目立たないと患者さんからも支持されている「切らない施術」。今回は、中でもこの季節に相談が多い「多汗症・ワキガ」「豊胸」「痩身」の治療について話を聞きました。

 ■どのような多汗症やワキガも、切らずに治せるのですか?
 切らずに治せるかどうかは症状の程度によります。重症の場合以外は、切らずに治療が可能です。施術法ですが、ワキガも多汗症も「マイクロウェーブ法」で治療します。いずれも汗腺から汗が出ることによって起こるため、その原因となる汗腺をマイクロウェーブ(電磁波)で破壊します。施術は両脇なら60分程度で終了し、治療後は汗腺が機能しなくなるため再発の心配がなく、効果は半永久的に持続します。「一時的に症状を抑えたい」「手足の多汗症を治したい」といった場合は、薬液で汗腺の働きを抑える「ボトックス注射」が良いでしょう。

 ■豊胸や痩身の、切らない治療法とは?
 「谷間を作りたい」「両胸のバランスを整えたい」などのケースでは、ヒアルロン酸を注入する豊胸術を行います。ヒアルロン酸はもともと体内に含まれている成分なので副作用やアレルギーの面を考えても安心な施術法です。注入箇所や注入量が選べるので、より希望に沿った仕上がりになります。痩身の施術では「冷凍脂肪溶解術」と「脂肪融解注射」がよく用いられます。前者は専用の機器を当てて患部の血液と脂肪を分離し、脂肪のみを冷却、破壊します。破壊された脂肪は老廃物として体外に排出されます。後者では、脂肪組織に直接薬液を注入し、脂肪分解を促進します。いずれも施術箇所が選べるので、部分痩せが可能です。



 
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