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美容外科編

2013/6/28掲載
 
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電磁波やヒアルロン酸などを用いた切らない施術 入院不要な「ワキガ」「多汗症」「豊胸」「痩身」治療
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
入院不要ですぐ日常生活に戻れると最近注目の“切らない治療"。その方法は治療箇所や症状によってさまざまで、ワキガや多汗症、豊胸、痩身などの治療でよく用いられているそう。治療内容について聞きました。

 ■ワキガや多汗症の治療法は?
 ワキガも多汗症も、ワキに集中している汗腺から汗が出ることによって起こります。切らない治療の「マイクロウェーブ法」では、ワキにマイクロウェーブ(電磁波)を照射し、汗腺を破壊して発汗を抑制します。施術時間は両脇で約60分。麻酔をかけて治療するため、痛みはほとんど感じません。照射後は患部を冷却します。乳輪やアンダーバストからのワキガ、手足からの多汗症の場合は治療法が異なります。

 ■その場合はどのように治療になるのでしょうか?
 汗腺を除去するのではなく、「ボトックス注射」を行います。ワキからのワキガや多汗症を一時的に抑える際に行う施術法で、発汗作用を抑制する薬液を患部に注入します。効果は半年〜1年程度です。

 ■豊胸と痩身の切らない治療法を教えてください。
 豊胸治療では「ヒアルロン酸注入法」を用います。ヒアルロン酸はもともと体内に含まれている成分で、注入量や注入箇所が選べるため、全体的なサイズアップはもちろん、内側に注入して谷間を作ったり、片方だけに注入して左右のバランスを整えたりすることが可能です。痩身の場合は「冷凍脂肪溶解術」や「脂肪融解注射」だと、切らずに治療できます。前者は、専用機器で血液と脂肪を分解し、脂肪のみを冷却して破壊します。後者は、脂肪組織に直接薬液を注入して脂肪分解を促進します。いずれも切開せず、部分痩せが可能です。



 
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