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美容外科編

2013/5/24掲載
 
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切らないワキガと多汗症の治療 手軽な豊胸、痩身(部分やせ)治療
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
家事や子育て、仕事で忙しい女性にとって、ダウンタイム(安静期間)が少ないということは、とても重要なポイントです。今回は、「ワキガ」「多汗症」「豊胸」「痩身」の“切らない治療"について聞きました。

 ■ワキガや多汗症は、切らずに治療できるのですか?
 可能です。従来の切開して汗腺を取り除く方法では再発の可能性は少ないものの、ダメージもあり、術後のケアが大変でした。いま多く採用されている切らない治療法「マイクロウェーブ治療」では電磁波を使います。切開しないため傷跡が残らず、すぐ日常生活に戻ることができます。具体的な治療内容ですが、電子レンジにも使用されている電磁波(マイクロウェーブ)を患部に当て、汗腺を破壊します。両脇60分程度で済み、切らないので身体的負担もほぼありません。一時的にニオイや発汗を抑えたい場合は「ボトックス注射」がおすすめです。汗腺の働きを抑制する薬液を注入する方法で、施術時間は約5〜10分、効果は半年〜1年持続します。ボトックス治療は乳輪やアンダーバストからのワキガや、手足の多汗症にも効果があります。

 ■豊胸と痩身の、切らない治療法を教えてください。
 豊胸の切らない治療法としてよく用いられるのは「ヒアルロン酸注入法」です。希望箇所に薬液を注入し、ボリュームアップを図ります。注入する箇所や量は調整できるので、谷間を作ったり、左右のバランスを整えることが可能です。痩身の場合は、専用機器で血液と脂肪を分離し、脂肪のみを冷却、破壊する「冷凍脂肪溶解術」や、脂肪組織に直接薬液を注射して脂肪分解を促進する「脂肪融解注射」があります。いずれも部分やせが可能です。



 
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