くまにち メディカルインタビュー
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美容整形最前線 シワ・たるみ治療

2005/11/12掲載
 
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周波や特殊糸でリフトアップ
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
25歳くらいを境に徐々に現れるという顔のシワやたるみ。自分ではなかなか気づきにくいもので、気づいたときには元に戻らない…ということもあるそうです。シワやたるみの治療について聞きました。

 ■たるみやシワの原因について教えてください。
 肌の水分不足と筋肉の衰えが主な原因です。真皮層にはヒアルロン酸やコラーゲンなどの水分を維持し、肌の潤いやハリに重要な役割を果たす成分が含まれています。この真皮層の保水機能が低下するとシワやたるみを作るのです。また、皮膚をピンと吊り上げている筋肉の衰えでも起こります。

 ■何か治療法はありますか。
 高周波による治療法があります。高周波は、通常のレーザー治療や光治療よりも皮膚の奥深くまで浸透できるため、メスを使わずにリフティング効果が得られます。照射後48時間以内にお肌のハリとスベスベ感が出てきて、さらに約3カ月〜半年をかけ、皮膚内でコラーゲンの自己増殖が起こります。これによって、自然にシワが消えていき、ハリのある美しい肌に変わっていくのです。小顔効果もあり、首のシワやたるみにも適しています。  また、速効性を求める場合には、特殊糸を使った方法がよいでしょう。特殊な針(ニードル管)を、頬などの気になる部位の皮下組織に挿入し、その中に15cmほどの特殊な糸を通し、管をはずし糸だけを残します。徐々に糸の周囲にコラーゲン繊維が形成され、ハリが長時間持続されます。また、ポリプロピレン製のギザギザのある糸を使用することで、脂肪組織にギザギザが引っかかり、たるみを引き上げるのです。特に、頬のたるみ、鼻唇溝のシワに適しています。それぞれの特徴や症状にあわせた治療法を選ぶことが大切です。



 
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