くまにち メディカルインタビュー
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美容外科編

2013/3/22掲載
 
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切らない豊胸術と痩身術で患者の負担を軽減 「ヒアルロン酸注入法」と「冷凍脂肪溶解術」
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
体にメスを入れることなく、バストのボリュームアップや脂肪の除去ができることをご存じですか? 患者さんの精神的・身体的負担が軽減される切らない豊胸術と痩身術について、話を聞きました。

 ■バストをサイズアップさせるには、どのような方法がありますか?
 いま多くの女性が選ばれている方法に「ヒアルロン酸注入法」があります。これは、ヒアルロン酸をバストに注入し、サイズアップさせる方法です。カニューレで注入するので切開する必要がなく、術跡はほとんど目立ちませんし、乳腺を傷つけないため、妊娠や授乳に影響はありません。また、ヒアルロン酸の注入量や注入箇所を調節することにより、サイズアップのほか、左右のバランスを整えたり、バストの内側に注入して谷間を作ることも可能です。注入量と注入箇所は微調整が可能なので、より希望に沿った仕上がりが期待できます。施術時間は両乳房で20分程度で、ヒアルロン酸は約2年かけて徐々に体内に吸収されます。大幅なサイズアップや長期の効果を希望する場合などには、「バッグ挿入法」が適しているでしょう。

 ■切らずに脂肪も除去できるとか。
 はい。「冷凍脂肪溶解術」によって可能です。中性脂肪が特定の低温で固体に変わる特性を利用した治療法で、まずは痩せたい部分に専用マシンを当てます。すると血液と脂肪が分離されるので、脂肪だけを冷却し、破壊します。破壊された細胞は老廃物として体外に排出されます。マシンを当てる位置を変えることで部分痩せも可能ですし、切開しないため麻酔は不要で、ダウンタイム(安静期間)もほとんど必要ありません。所要時間は約50分。施術中の痛みは冷却時、一時的に脂肪をつまむ感覚程度です。



 
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