くまにち メディカルインタビュー
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美容皮膚科編

2013/3/22掲載
 
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シミ・シワ・たるみをトータルで改善 手術不要のレーザー治療
 
熊本アールスキンケアクリニック総院長
三原 栄作氏
医学博士
暖かくなり、外に出る機会が増える春。入園式・入学式など、大切な行事を控えている人も多いのでは? 紫外線が気になるこれからの時季に合わせて、シミ・シワ・たるみについて詳しく聞きました。

 ■シミ・シワ・たるみの治療法について教えてください。
 シミは、IPL(光エネルギー)とRF(高周波)を組み合わせて治療します。段階的にメラニン色素を除去するため、数回の施術が必要ですが、顔全体の小さなシミやそばかすにも対応できます。シワやたるみには、2つの異なる波長のレーザー熱を、同時に照射します。皮膚の真皮層に軽いヤケドを起こし、コラーゲンやエラスチンの産生を高める方法で、顔全体がキュッと引き上げられます。シミ・シワ・たるみのすべてを改善したい場合は、これらの治療を同時に行う、コンビネーション治療が適しています。1回の照射で、顔全体の小さなシミやソバカスに対応でき、たるみの引き上げは、3カ月〜6カ月間持続します。

 ■施術中、痛みはありませんか。
 前述したレーザー治療は、メスを使用しないため、腫れや出血の心配もなく、治療後は少し赤みが出る程度です。直後からメークもできるため、職場で休みを取る必要もありません。

 ■そのほか知っておくべきことは。
 レーザー治療はあらゆるシワに対応できます。ただ、目の下のくぼみ・ほうれい線などの深い溝状のシワには、ヒアルロン酸の注入が適しているでしょう。また、頬骨や額、口の周りに左右対称にできる薄い茶色のシミを肝斑(かんぱん)と呼びますが、この治療には専用のレーザーを使用します。シミ・シワ・肝斑は、並行して同時治療が可能です。詳しくは専門医にご相談ください。



 
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