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スギ花粉の飛散開始は2月中旬〜下旬 セルフケアと処方薬で対策を |
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熊本東耳鼻咽喉科クリニック
小山田幸夫氏
熊本大学医学部卒業
日本耳鼻咽喉科学会認定 耳鼻咽喉科専門医
日本気管食道科学会認定 気管食道科専門医 |
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花粉症の人にとってはつらい季節がやってきました。原因となるスギの花粉が、熊本でもそろそろ飛散し始めるそうです。花粉症のセルフケアと治療法について聞きました。 |
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今年のスギ花粉は2月中旬から下旬に飛散し始めます。飛散量は全国的に昨年より増えるようですが、九州エリアは例年並みか、やや少なめと予想されています。6月までは、スギに続いてヒノキやイネ科の雑草、熊本では特にカモガヤの花粉が多く飛散するので、万全の対策が必要です。 |
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まずは、家の中に花粉を持ち込まないことを心がけましょう。外出の際はメガネやマスクを装着し、つばの広い帽子をかぶるのも効果的です。セーターのようなけばだった素材の服はなるべく避け、革やナイロンのように花粉が付着しにくい素材の服がお勧めです。帰宅後は上着を玄関に入る前に脱ぎ、花粉を振り落として部屋に持ち込まないようにし、手洗いやうがいも忘れずに行いましょう。 |
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■花粉症と風邪の症状を見分けるポイントはありますか。 |
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花粉症は、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状に加え、目や皮膚のかゆみが特徴です。このような症状があれば、アレルギー検査で原因を特定し、効果的な治療を進めます。治療法はそれぞれの症状に合わせ、抗ヒスタミン薬やロイコトリエン受容体拮抗(きっこう)薬などの飲み薬、点鼻スプレーなどを併用します。最近は全身のだるさや口の渇きなどの副作用が少なく、眠気を引き起こしにくい薬もありますので、気軽に専門医にご相談ください。 |
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