くまにち メディカルインタビュー
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歯科・歯科口腔外科編

2012/12/14掲載
 
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短期間での治療に適した補綴(ほてつ)矯正 銀歯などに比べ見た目もきれいに
 
荒瀬歯科医院 歯科医師
荒瀬 陽一氏
歯並びを矯正する際、学生や社会人の中で補綴矯正を選ぶ方が増えているそうです。その治療方法について詳しく話を聞きました。

 ■補綴矯正とはどんな治療方法ですか?
 補綴矯正とは、歯の表面を削って人工の歯をかぶせる治療方法で、銀歯などに使われる金属に弱いアレルギーの方に適しています。人工の歯の素材は主にオールセラミック製で、近年は非常に強度のあるプレス式のキャスタブル(鋳造)セラミックが使われています。オールセラミックは明るい色合いが特徴で、表面を加工し再度、陶材を焼成することでシビアな色合わせにも対応することができます。保険診療対象外ですが、最近は技術的な進歩もあり、価格もずいぶん下がってきました。

 ■歯の表面を削る際の痛みは?
 削る時は麻酔を使うので痛みは感じません。麻酔が覚めた後も仮歯を付けていますので、その間も痛みはあまりありませんが、まれに「歯がしみる」という方はいらっしゃいますね。

 ■治療期間は?
 セラミックの成形にかかる日数(約3日)を含め、2〜3週間のうち3回ほどの治療、処置で済みます。

 ■今入れている銀歯をオールセラミックに変えることはできますか?
  可能ですが、レントゲンを撮るなどして歯の状態を見てからの判断になります。

 ■ほかの治療方法と比べた時の補綴矯正のメリットは?
 ワイヤー矯正などと比べて短期間で治療することができます。例えば、結婚式や就職面接、転勤など大切な日を迎えるまでに歯並びを治したい時には有効な治療方法ではないでしょうか。



 
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