くまにち メディカルインタビュー
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美容整形最前線 注入法

2005/11/19掲載
 
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注入法によるアンチエイジング
 
サンロードクリニック院長
プリンヤ吉里氏
シワやたるみは、年齢以上に老けてみられるもの。どうにかしたいけど、メスを入れて手術するには抵抗があるという方は多いそうです。そこで、注入法によるシワ対策について聞きました。

 ■注入法にはどのようなものがあるのでしょうか。
 コラーゲン、ヒアルロン酸、ボトックスを注射器で注入する方法があります。シワの部位やシワの深さ、表情ジワなどにより適する方法を選び、混合注射をすることで相乗効果も期待できます。注入するだけなので、短時間で済みます。

 ■注入法は吸収されると聞きますが、持続期間はどのくらいですか。また、適する部位も教えてください。
 コラーゲンの効果の持続は約1年、ヒアルロン酸は半年〜1年程度で、どちらも額や眉間、目元、口の周りに適しています。また、ヒアルロン酸の場合は、鼻を高くしたり、口唇やあごの輪郭を整えたりする時にも使用します。一方、ボトックスは3〜5カ月程度で、額や眉間、目尻、目の下に適しています。いずれの方法も次第に体内に吸収されますので、定期的な治療が必要です。

 ■効果がより持続する方法はないのでしょうか。
 「自己脂肪注入法」があります。局所麻酔で、お腹・太ももなどから採取した脂肪を洗浄後、シワのある部分やふっくらさせたい部分に注射器で注入する方法です。自己脂肪の場合、注入量の約50%は半永久的に生着しますので、適量の約2倍の量を注入すれば適量を残すことができます。自分の脂肪なので、アレルギー反応などを心配する必要もありません。施術したその日に帰れますが、入浴は48時間は控えます。いずれの注入法も、肌の状態や、予算、希望に合わせて選びますので、専門医にご相談ください。



 
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