くまにち メディカルインタビュー
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美容整形最前線 脂肪注入

2005/5/28掲載
 
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「自己脂肪の注入で若返り」
 
サンロードクリニック院長
プリンヤ吉里氏
年を重ねるごとに避けられないシワや目元のくぼみ。年齢以上に老けてみられるんですよね。最近は、ヒアルロン酸やコラーゲン注入を希望する方も増えてきているそうですが、ほかに自分の脂肪を取って注入する方法もあるとか。自己脂肪注入について聞きました。

 ■ヒアルロン酸やコラーゲンの注入が増えてきたそうですね。
 注射器で注入するだけなので、メスも使いませんし、短時間で済むなどの手軽さから希望される方が増えています。しかし、ヒアルロン酸やコラーゲンは、半年から1年半くらいで次第に体内に吸収されますので、定期的な治療が必要です

 ■吸収されない方法はないのでしょうか。
 脂肪注入があります。局所麻酔でお腹・太もも・大腿部などから採取した脂肪を、洗浄後脂肪層のみを残し、シワのある部分やふっくらさせたい部分に注射器で注入する方法です。自己脂肪の場合、注入量の約50%は半永久的に生着しますので、適量の約2倍の量を注入すれば適量を残すことができます。

 ■多い量を入れれば不自然になりませんか。
 注入量の約半分は吸収されますので大丈夫です。注入後2〜3週間で不自然でない状態になり、約2カ月でだいぶ落ちつきます。それに、自分の脂肪を入れるわけですからアレルギー反応を心配する必要がありません。治療できる部位は色々ありますが、希望が多いのは上下のまぶたや頬、こめかみなどです。そのほか、あご、乳房などの治療もできます。施術時間は注入量によって違います。施術したその日に帰れますが、48時間は入浴は控えてください。3〜4日くらい採取した部分が痛むことがあります。注入後しばらくは、注入部位を冷却してください。



 
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