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歯科編

2012/8/17掲載
 
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入れ歯が嫌で治療をためらっている人へ 治療した日に噛(か)める「即日固定式インプラント」
 
パール歯科・矯正歯科クリニック 理事長/総院長
前田 明浩氏
ずいぶん身近になっているインプラント。最近では、治療当日からすぐ噛めるようになる治療法もあるそうです。最新のインプラント治療について聞きました。

 ■歯がグラグラしているのに歯医者さんに行くのをためらう人がいるそうですね。
 歯周病などが原因で歯がグラグラしているのに、外科処置や麻酔注射を怖がったり、入れ歯になるのが嫌で放置したままという人が少なくありません。特に40〜60代はこうした傾向にあるようです。そのままにしておくと、土台となる骨が溶けてしまったりして、その後の処置に時間も費用もかかってしまうことになります。

 ■多くの歯を失った場合のインプラント治療があるとか。
 総入れ歯や、歯を多く失い土台の骨がやせてしまったケースでも、最低4本のインプラントを埋入することですべての歯を支えることができる「即日固定式インプラント」という方法があります。治療したその日に歯が入り、自分の歯のような噛み心地と自然な口元に近くなります。入れ歯はどうしても入れたくない、という人に向いている治療法です。仕事や介護などでなかなか通院の時間が取れない人にもお勧めです。

 ■インプラントはチーム医療が大切だそうですね。
 はい。インプラントは歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士が互いに連携しながら、患者さんにとって最適な治療を行うことが大切です。治療法も進歩しており、患者さんの選択肢が広がっています。「歯科治療が怖い」という人は、麻酔で眠っている間に治療を行うこともできます。詳しくはご相談ください。



 
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