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歯科編

2012/7/13掲載
 
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「インプラントは怖い」という人へ 鎮静法の併用でリラックスしての手術が可能です
 
パール歯科・矯正歯科クリニック 院長
藤本 拓司氏
人気が高まるインプラント治療。一方で「興味はあるけど手術が怖い」という人も多いのでは? 最新のインプラント治療について聞きました。

 ■インプラント治療を希望する人が増えています。
 インプラントは歯が欠損した部分の顎の骨に人工の土台を埋め込み、その上に歯を取り付ける固定式の治療法です。そのため自分の歯と同じように噛める、安定した噛み合わせを長期に保てる、残っている健康な歯を守る、顎の骨がやせるのを防ぐなどの利点があります。見た目も自分の歯に近く、歯並びが悪い人も矯正治療などと組み合わせることで、より美しい口元も期待できます。保険適用外ではありますが、これらの利点からインプラント治療を選択される患者さんが多いようです。

 ■手術が怖くて治療に踏み切れない人もいるのでは?
 手術そのものに恐怖心を抱いている人も多いですが、局所麻酔と鎮静法という麻酔を併用することで、浅く眠っているようなリラックスした状態で手術を受けることができます。全身麻酔ではないので患者さんへの身体的負担が軽い上に、鎮静法の健忘(けんぼう)作用で精神的負担も少ないと言えます。術後は数時間で日常生活に戻れます。もちろん入院の必要もありません。

 ■痛みはありませんか?
 最近は3次元CTやコンピューターの分析ソフトを使った術前のシミュレーションでより的確な診断が可能となり、従来と比べ切開部分も小さく、術後の腫れや痛みもほとんどありません。また、仕事が忙しい人や介護で家を空けられないなど、時間がなくてお困りの人にはインプラント埋入から仮歯の装着まで1日でできる方法もあります。まずはお気軽に専門医にご相談ください。



 
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