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美容外科編

2012/6/29掲載
 
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“切らない”“ダウンタイムがない” ワキガ・多汗症の最新治療「マイクロウェーブ療法」
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
周囲にはなかなか相談しづらい、ワキガや多汗症の悩み。「切らずに済む」「ダウンタイムがない」など、ワキガの治療法として注目を集める「マイクロウェーブ療法」について専門医に聞きました。

 ■ワキガの最新の治療法について教えてください。
 「マイクロウェーブ療法」の最大の特徴は、メスを使わずにワキガ・多汗症を治療できるということです。マイクロウェーブと呼ばれる電磁波を皮膚の表面に照射することで、汗やニオイの原因である汗腺を熱で破壊し、発汗作用を抑えます。

 ■傷跡が残らないのですか?
 そうですね。これまで「ワキガは治療したいけど、傷跡が残ることが不安」と思っていた人にとっては、お勧めできる治療法と言えます。大がかりな手術がないので、患者さんの負担も少なく、ダウンタイムもありません。すぐに日常生活に戻れるので、仕事も休まずに済みます。施術時間は片脇20分程度。1回の施術で、効果を実感できます。これから夏に向け、旅行などに出かけるケースも増えると思いますが、その直前で治療を受けられるという点も大きなメリットでしょう。

 ■重症の場合の治療法を教えてください。
 重症のワキガには、根治的な治療法の一つである「ローラークランプ法」をお勧めします。脇のシワに沿って細い吸引管(カニューレ)を挿入し、ローラーで皮膚を押さえながら汗腺を除去していきます。また、汗をかきやすい夏場などに、一時的に汗を抑えたい人には、汗腺の働きを弱める「ボトックス注入」が適しているでしょう。ワキガのことを誰にも相談できず、一人で悩んでいる若い女性も、まずは気軽にカウンセリングに訪れてほしいですね。



 
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