くまにち メディカルインタビュー
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美容整形最前線 ダイエット

2005/12/10掲載
 
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医療としての様々なダイエット法
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
「毎年冬になると太ってしまう…」という方が多いようですね。そこで、医療による様々なダイエット法について聞きました。

 ■冬場になると太りがちなのはなぜでしょう。
 気温が低くなると人間の体は本能的に寒さから身を守るため、体温を上げるためのエネルギー源である脂肪を必要とします。しかし、温度管理の整った環境がほとんどの現在、こうした脂肪を燃焼する機会が減り、自然の摂理として余分な脂肪を体内に溜めてしまうのです。

 ■ダイエット法について教えてください。
 クリニックでのダイエットは、脂肪吸引と脂肪融解注射、アミノ酸ゼリーがあります。  【脂肪吸引】…脂肪細胞の数を減らす手術で、リバウンドの少ない方法です。手術は、直径2〜4mmのカニューレと呼ばれる吸引管を脂肪層内に挿入し、前後運動させ脂肪組織を切り取り吸引します。カニューレの先の複数の穴から薬液を注入しながら行うことで、出血や痛みを抑えます。  【脂肪融解注射】…脂肪を分解する薬を注射し、脂肪を排泄する方法です。痛みも少なく、傷跡も目立ちにくいのですが、脂肪吸引では1回の手術で効果が得られるのに対し、融解注射の効果は徐々に現れ、約1カ月おきに3〜5回の処理が必要です。  【アミノ酸ゼリー】…食品による「集中ダイエット」方式です。ドクターの指導の下、アミノ酸ゼリー1日1〜2食を食事の代わりに置き換えるか、夕食の前に食べて食事の量を減らすという方法です。脂肪吸引、脂肪融解注射のアフターケアとしても使います。  これからの時期は、忘年会やお正月など宴会の機会が増え、食べ過ぎ、高カロリー食になりがちです。自己管理には充分注意して下さい。



 
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