くまにち メディカルインタビュー
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歯科編

2012/5/25掲載
 
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“直す”から“治す”治療へ 定期的な検診で健康な歯を
 
歯科医院 オレンジ 副院長
吉村 浩憲氏
歯医者というと「痛くなってから…」という人が多いと思いますが、最近はホームドクター(かかりつけ医)を持ち、健康な歯を保つことが大切と言われています。定期検診の重要性について聞きました。

 ■歯科医院を訪れるタイミングで多いのは?
 お子さんは新学期の歯科検診で異常があった場合が多いようです。一方、大人になると、痛みがあったり、詰めていた金属が外れたり、何か不具合があって来院される人が大多数ですね。

 ■最近は、自分の歯の健康を維持する大切さが見直されていますね。
 確かに数年前と比較すると、少しずつ自分の口の中の健康に関心を持つ人が増えてきました。しかし、全体の数としてはまだまだと言うのが現状です。歯医者というと、壊れたり、傷んだ歯を修理して直してもらうところと捉えている人が多いようです。本来、歯科医院の役目は不具合を「直す」ことではなく、疾病があれば、早期に「治し」健康を回復・維持・増進させ、大切な歯の喪失を防ぐためのお手伝いをすることなのです。

 ■健康な歯を維持していくためには、どんなことが必要ですか?
 まずは、歯について何でも相談できるホームドクターを持つことです。そこで年に2〜3回の定期的な検診を受けられることをお勧めします。検診は、視診、レントゲン診査、歯周病検査などを総合的に行います。歯科医との対話の中から自分の口の中の状態を知り、自分の歯の形状に合った磨き方など、家での正しいケアに結びつけることが大切です。たとえ歯に異常が見られても、早期に発見できれば治療は最小限で済みます。健康な歯を維持する環境づくりから始めてみましょう。



 
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