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内科編

2012/4/20掲載
 
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ビタミンC、オゾンを使った点滴療法 がんや動脈硬化、冷え性などを改善
 
 

米国では幅広い医療の現場で行われている点滴療法。日本でも、副作用の少ないがんの補完療法「超高濃度ビタミンC点滴療法」や、動脈硬化、冷え性の治療として「オゾン療法」などが注目されています。

 ■「超高濃度ビタミンC点滴療法」とは?
 超高濃度のビタミンCを点滴投与する治療法です。がん治療には外科療法(手術)、化学療法(抗がん剤)、放射線治療などがありますが、「超高濃度ビタミンC点滴療法」はがんの部位、進行度に関係なく試してみる価値があるとされています。がんの治療前、治療中、または手術が不可能と言われた方などにも行うことのできる代替医療です。

 ■メリットは?
 個人差はありますが、「抗がん剤や放射線療法の副作用を軽減する」「副作用がほとんどない」「免疫力を上げるとともに、患者のQOLを高める」「手術を受けるまでの待機期間中の転移が防げる」などが期待できます。

 ■「オゾン療法」とは?
 患者さんから採血した100〜150ml程度の血液を医療用オゾンガスで活性化し、再び体内に戻す治療法です。過酸化水素物質を含む血液が全身を巡ることによって、血液の抗酸化作用が高まります。新陳代謝もよくなり、疲労を感じにくくなります。女性に多い冷え性や美肌効果も期待できます。

 ■受診時に注意することは?
 治療の前には必ず検査が必要です。1回の治療でも効果は見られますが、目的によって治療頻度や回数は変わります。なお甲状腺機能亢(こう)進症や妊娠中、G6PD欠乏症の方は適用できません。自由診療になりますので、お問い合わせください。



 
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