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内科編

2012/3/23掲載
 
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ビタミンC、オゾンを使った点滴療法 健康促進や代替療法として日本でも注目
 
 

米国では幅広い医療の現場で行われている点滴療法。日本でも、副作用の少ないがんの補完治療「超高濃度ビタミンC点滴療法」や、動脈硬化、冷え性の治療として「オゾン療法」などが注目されています。

 ■超高濃度ビタミンC点滴療法について教えてください。
 サプリメントや食品よりもはるかに高濃度のビタミンCを点滴投与する治療法です。現在行っているがん治療を継続しながらできますが、通常のがん治療が終了された人、化学療法(抗がん剤)が困難だと言われた人も、この点滴療法を受けています。

 ■具体的にはどんなメリットがありますか?
 個人差はありますが、なかにはCT検査でがんの縮小が見られた患者さんもいます。超高濃度ビタミンCは正常な細胞に影響を与えにくいため、副作用がほとんど見られないのが特徴です。

 ■オゾン療法とは?
 採血した血液を医療用オゾンで活性化し、きれいに浄化された新鮮な血液を体内へ戻す治療法です。新鮮な血液が全身を巡ることでリンパ液が浄化され、活力が回復し、疲労を感じにくい体になると言われています。

 ■オゾンを体内に入れるのですか?
 まず患者さんの血液を100〜150ml程度採取し、医療用オゾンガスをその血液に通します。この時、血液中でガスが分解され、過酸化水素物質と過酸化脂質代謝物質が作られます。過酸化水素物質を含む血液を体内に戻すことによって、血液の抗酸化作用が高まるようです。それぞれの目的によって治療頻度や回数は変わってきます。いずれも自由診療です。詳細は専門医にご相談ください。



 
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