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産科・婦人科編

2011/12/16掲載
 
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ガーデニングと生肉に注意 「トキソプラズマ感染症」とは
 
うしじまクリニック
牛島 英隆氏
産科・婦人科うしじまクリニック院長
医学博士
おもに犬や猫、牛、豚などに感染するといわれる寄生虫・トキソプラズマ。妊娠中に初めてこのトキソプラズマに感染すると、胎児にも影響が及び、先天的な異常が起こることがあるそうです。詳しく聞きました。

 ■トキソプラズマとは何ですか?
 人畜共通感染症を引き起こす寄生虫の一種です。おもに犬や猫、牛、豚、馬などに感染しますが、人間に感染することもあります。人間の場合は、幼稚園や小学校の砂場などで、猫や犬の糞便に触れることで感染します。こういった過去の感染に関しては、治療の必要はありません。しかし、最近では清潔志向のため、妊娠中に初めて感染することがあり、その際に赤ちゃんに先天的な異常が起こる場合があります。

 ■どうやって感染するのですか?
 トキソプラズマは経口感染です。例えば、ガーデニングなどの土いじりの後、手をよく洗わずにいると、指についた虫の卵が口から摂取され感染します。また、生ハムや生肉から感染することもあります。

 ■赤ちゃんへの影響について教えて下さい。
 眼の病気や水頭症、小頭症、精神神経の異常、肝臓や脾臓(ひぞう)の腫れなど、さまざまな症状が報告されています。ただし、感染しても症状が出ないこともあります。

 ■感染の予防法は?
 生の肉類を摂取しないこと、また、ガーデニングなどの土いじりには十分に注意しましょう。普段から手を入念に洗う習慣を、身につけることも大切です。

 ■感染した場合の治療法は?
 本当に感染したかどうか詳しく調べるために、「IgGアビディティ」を測定する検査があります。この検査で感染が疑われれば、抗生物質の服用で治療が可能です。



 
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