くまにち メディカルインタビュー
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美容外科編

2011/12/9掲載
 
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年齢を問わず相談が多い男性器の悩み 症状によっては早めの治療を
 
ハニークリニック 院長
木村文彦氏
誰にも相談できずに一人でコンプレックスに感じている人も多いという、男性特有の悩み「包茎」。症状と治療法について話を聞きました。

 ■どのような方からの相談が多いのですか?
 包茎治療は10代〜80代の方まで幅広く相談に訪れます。若い方に多い理由は、温泉などに行った時を考えて、年配の方はこれから介護が必要になって誰かに見られた時の事を考えてという理由が多いですね。

 ■症状もさまざまですよね?
 日本人の男性に最も多いのが「仮性包茎」で、比較的症状は軽く痛みもしめつけもなくスムーズに亀頭を露出できます。一見、問題なさそうですが、普段は亀頭が露出しないため、包皮と亀頭に垢が溜まりやすくニオイが生じたり雑菌が繁殖して皮膚炎になったり、女性器にも悪影響を与える恐れがあります。他にも「カントン包茎」「真性包茎」がありますが、いずれも衛生面・陰茎の機能の面から早めの治療をお勧めします。

 ■治療法を教えてください。
 術後、突っ張った感じや痛みが出ないよう、余っている皮をミリ単位で計算し丁寧に切除します。そして、美容外科で使われる髪の毛よりも細い特殊縫合糸で、亀頭の裏の見えない粘膜部分と縫い合わせます。その糸は術後3週間で自然に取れるので、抜糸のための通院は不要です。糸が取れれば傷跡も目立たず、元々包茎でない方のような自然な仕上がりになります。また、陰茎が短いことで包茎になっている方は「長茎術」という治療法があります。体に埋もれている陰茎を表面に引き出し、平均2〜5p陰茎を長くする手術です。長くなる分、余分な皮がなくなり、軽い包茎であれば治ります。一人で悩まずに、まずは気軽に悩みを聞いてもらう感覚でご相談下さい。



 
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