くまにち メディカルインタビュー
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歯科編

2011/10/28掲載
 
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義歯(入れ歯)からインプラントへ 少ない本数で全ての歯を支える技術も
 
新地ハロー歯科診療所院長
長 也寸志氏
失った歯を補う入れ歯。しかし、不快や不便に感じている人も多く、入れ歯からインプラントに替えるケースが増えているとか。治療のポイントや注意点について聞きました。

 ■入れ歯からインプラントに移行する人が増えているそうですね。
 入れ歯を入れている人の中には、「固いものが食べられない」「食べ物が詰まる」「入れ歯の部分が痛い」など、不快感を持つ人が多くいらっしゃいます。そのような人たちに広く知られるようになったのがインプラント。入れ歯に代わる歯の選択肢の一つとして浸透してきたため増えているのだと思います。

 ■失った歯の本数だけ、インプラントを入れる必要がありますか?
 最近はインプラントの技術が向上し、少ない土台で多くの歯を支えることができるようになりました。例えば、歯が全てない状態でも、その人の骨の大きさや密度、厚さなどによって、上は4〜8本、下は4〜6本のインプラントの土台を埋入すれば支えることができます。上に被せる歯はジルコニアが人気を集めています。見た目が自然の歯と変わらず、強度面でも優れているのが理由です。

 ■治療期間はどのくらいかかりますか?
 入れ歯からインプラントに転換する場合、土台となる骨がしっかりしている人なら、手術からすべて終了するまで、2〜3カ月くらいです。しかし長い期間入れ歯を入れていない人の場合、骨が少なくなっているため、どうしても治療期間が長くかかってしまいます。「入れ歯を入れているが痛みがある」など不快感が気になる場合は、一度専門医に相談されてください。



 
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