くまにち メディカルインタビュー
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歯科編

2011/10/21掲載
 
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見た目が天然歯に近いオールセラミックス 1日で形成・装着する治療法も
 
川口歯科医院 院長
川口 孝氏
歯の治療をしたいけど、銀の詰めものやかぶせものは目立つからと敬遠する人が増えているそうです。審美的に優れた最近の治療法について、詳しく聞きました。

 ■銀歯を装着することに抵抗があるのですが…。
 オールセラミックスを使った治療法があります。銀歯の場合、金属アレルギーを起こす心配がありますが、オールセラミックスであれば大丈夫です。歯の色、形、歯並びなどを考慮して修復・改善することができるので、見た目も自然で美しい口元になります。変色せず汚れが付着しにくいので、ずっと美しい状態が続きます。

 ■強度は大丈夫でしょうか?
 セラミックの場合、天然歯とほぼ同じ強度が得られ、噛み心地も自然です。また、新しい接着システムで装着するので、ほとんど欠けたりすることがありません。

 ■どのくらい通院する必要がありますか?
 コンピューターでセラミックの修復物を設計・製作する機械を使った場合、ほぼ1回で完成します。まず3D光学カメラで患部を撮影し、歯列をモニター上に映し出します。その後、コンピューター画面上で修復物を設計し、データをもとに機械が自動的にセラミックブロックから歯を削りだすというものです。この方法だと約1時間で、高精度で耐久性の高い修復物を作製することが可能です。一般的な詰めものやかぶせものにも対応できますし、すでに装着してある銀歯をきれいにすることもできます。見た目も、天然歯と同じような自然な仕上がりです。通院時間や回数に制限がある人にオススメです。



 
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