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歯科編

2011/7/11掲載
 
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痛みや装着時間が少なく目立たない 眠っている間にできる歯科矯正
 
林歯科医院 院長
林 昭宏氏
きれいな歯並びはあこがれですが、「歯科矯正は器具が目立つし、痛いのでは?」とためらう声も聞かれます。眠っている間にマウスピースを装着して矯正する、痛みが少なく目立たない治療法について聞きました。

 ■歯並びが悪いとどんな影響がありますか?
 機能性と審美性で問題があります。機能性では、歯磨きがうまくできず虫歯や歯周病になりやすい、かみ合わせが悪くよくかめない、胃が悪くなる、発音が悪くなる、肩こりの原因になる─などが挙げられます。一方、審美性では歯並びを気にして口元を隠したり…。今まで歯科矯正は子どもが主と思われていましたが、最近は20〜30歳代の方が多く、60歳近くで取り組む方も増えています。

 ■矯正は痛みや見た目が気になりますが。
 固定式ワイヤーによる矯正法は精度が高い半面、痛さや見た目、食事のしにくさなどから、敬遠する方もありました。これに対し、痛みがほとんどなく、目立たず、取り外しも自分でできる新開発のマウスピースによる矯正法が登場しました。装着時間が1日8〜10時間と従来のマウスピースの約半分で済み、眠っている間の矯正が可能です。食事や歯磨きも簡単で、虫歯などがあっても並行して治療が行えます。

 ■治療の流れを教えてください。
 初回はカウンセリングと型取り、レントゲンなどで約30分。2回目が治療プランの説明で、実際の治療は3回目から始めます。矯正期間中の通院は2週間に1回程度で治療時間は約30分。毎回、マウスピースを調整し、次に渡すマウスピースの型取りを行うきめ細かな方法のため、後戻りしにくいのも特長です。矯正終了後は保定期間として年に6〜12回、後戻りがないかを確認します。



 
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