くまにち メディカルインタビュー
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美容皮膚科編

2011/7/15掲載
 
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紫外線によるシミ・そばかす・肝斑に 手術不要のレーザー治療
 
熊本アールスキンケアクリニック総院長
三原 栄作氏
医学博士
レジャーや子どもの部活の応援などで外出が増え、1年の中で最も紫外線を浴びてしまうこれからの時季。気になるシミ・そばかす・肝斑(かんぱん)について、詳しく話を聞きました。

 ■シミ・そばかす・肝斑が気になります。なぜできるのですか?
 シミは紫外線を浴びると、簡単にできます。子どもの頃はどんなに日焼けしてもシミになりにくいのですが、ある一定の年齢になると、肌のターンオーバーの遅れなどによってメラニン色素が沈着。放っておくとシミは数が増え、濃くなる一方です。肝斑の原因は、ホルモンバランスの崩れによるものですが、紫外線によっても悪化します。

 ■治療法について教えて下さい。
 シミ・そばかすには、真皮層までエネルギーを浸透させる働きのあるRF(高周波)と、IPL(光エネルギー)を組み合わせた治療を行います。徐々にメラニン色素を排出し、シミを薄くするので数回の施術が必要ですが、顔全体の小さなシミやそばかすにも対応でき、シワやたるみにも効果的です。さらに、IPLの光にはさまざまな波長が入っているため、赤ら顔やくすみ、美白、産毛の脱毛も期待できます。肝斑には、専用のレーザーを照射することで、シミ・そばかすとの同時治療も可能です。また、比較的短時間で改善できるのも特徴のひとつです。

 ■紫外線が強い今の時季に治療しても、効果はありますか?
 シミ・そばかす・肝斑の治療は特に時季を選ばず、紫外線が強い今の季節でも十分な効果が期待できます。ただし、「治療しているから大丈夫」というわけではなく、日焼け止めを塗ったり、帽子をかぶるなどの日ごろの紫外線対策は必要となるでしょう。



 
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