くまにち メディカルインタビュー
   HOME > 婦人科 インタビュー一覧> 婦人科 最前線
 
産婦人科編

2011/6/3掲載
 
MENU
美容整形
美容皮膚
ダイエット
内科
心療内科
歯科
皮膚科
婦人科
肛門科
がん治療科
小児科
眼科
整形外科
耳鼻咽喉科
神経内科
泌尿器科
放射線科
循環器内科
医療福祉
消化器外科
形成外科
味覚障害
免疫治療
血管外科
精神科
急増するクラミジア感染症に注意! 感染を放置すると不妊症の原因に
 
ソフィアレディースクリニック水道町
岩政 仁氏
熊本大学医学部大学院博士課程卒
日本産科婦人科学会専門医
日本生殖医学会生殖医療指導医
近年、増加が著しいと報告されているクラミジア感染症。感染したまま放置しておくと、卵管機能の低下を招き、不妊症の原因になることもあるそうです。その詳細について尋ねました。

 ■クラミジア感染症とは?
 クラミジア感染症は、性行為感染症の一つで、全国の罹患(りかん)者数は、推定百万人。性行為感染症には淋病や梅毒など50種類以上ありますが、クラミジア感染症に感染している人が圧倒的に多く、そのうち女性は男性の5倍、20代前半の女性では15人に1人が感染していると報告されています。主に男性は尿道、女性は子宮頸管への感染が見られますが、特に女性の場合は自覚症状がない場合が多いようです。

 ■クラミジア感染症は、不妊症の原因になりますか?
 感染した人がすべて不妊症になってしまうということではありませんが、感染したまま放置すると、8〜40%は骨盤内の炎症が進み、そのうち20%が卵管性の不妊症になるといわれています。クラミジア感染症が不妊症につながる危険性は、極めて高いといえますね。

 ■どのような注意が必要ですか?
 クラミジアに感染した異性との、1回のセックスで感染する確率はおよそ50%もあり、独身の人も将来妊娠できるよう、自分の体を大切にするという意識を持ってほしいですね。また、感染の心当たりがある人や、下腹部痛および性交時の痛みなどの症状がある人の中で、特に赤ちゃんがほしいと思われる人は、早めに卵管検査のできる産婦人科を受診されることをお勧めします。早期であれば、1日〜14日間の内服薬で治癒します。不明なことはお気軽に専門医にお尋ねください。



 
無断転載は禁じます。
掲載の記事、写真等の著作権は熊本日日新聞社または、各情報提供者にあります。
Copyright Kumamoto Nichinichi Shimbun
  (c) 熊本日日新聞社 〒860-8506 熊本市中央区世安1-5-1
くまにち.com トップページへ