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歯科編

2011/5/20掲載
 
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加齢や色素沈着による歯の黄ばみ 審美治療で笑顔に自信が持てる歯に
 
サン・ホワイトデンタルケアクリニック 歯科医師
田中 雄大氏
歯みがきや歯のクリーニングではなかなか落ちない歯の黄ばみ。しかし、ホワイトニングをはじめ、白く美しい歯にする方法はさまざまだとか。最新の審美治療について聞きました。

 ■ホワイトニングで歯を白く美しくしたいと希望する人が増えているそうですね。
 加齢や遺伝、長年の色素沈着などによる黄ばみは、いくら歯みがきや歯のクリーニングをしても白くすることはできません。このため、歯の表面に専用の医薬剤を塗布し、歯の黄ばみ色素を分解して白くするのがホワイトニングです。歯を削ったり、傷めたりすることなく歯を白くできるのが最大のメリットです。また、簡単で何度も行うことができ、歯にダメージを与えないので安心して行えます。

 ■1回のホワイトニングで白くなりますか?
 薬剤の濃度を上げれば確かに1回でかなり白くなりますが、ひどくしみたり、不自然な白さになり色戻りもしやすくなります。歯科医で行う「オフィスホワイトニング」と、自宅で行う「ホームホワイトニング」をバランスよく組み合わせて何回かに分けて徐々に繰り返す方が、透明感のある自然な歯の色になり、効果も長持ちします。ただし、歯の質により効果の具合が異なり、しみたりする可能性も考えられるので、専門医の指導を十分に受けてください。

 ■ホワイトニングができないケースもあるのですか?
 歯に被せ物をしたり詰め物をしている部分、神経を抜いて変色した歯は、いくらホワイトニングをしても白くなりません。その場合、「レジン」というプラスチックや「セラミックス」という陶材、2つを混ぜ合わせた「ハイブリッドセラミックス」を接着させることにより、白く美しい歯にすることができます。また、変色した歯を内側から漂白する方法や、歯を削る量を最小限にとどめ、表面のみをうすく削って白い歯を貼り付ける方法などもあります。材料や方法はさまざまですが、ご自身に合った治療法を選んでいただき、自然な美しい歯で笑顔に自信を持っていただきたいですね。詳しくは専門医にご相談ください。



 
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