くまにち メディカルインタビュー
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美容外科編

2011/4/8掲載
 
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皮膚炎の原因にもなる男性器のお悩み症状 よっては早めの治療が必要です
 
ハニークリニック 院長
木村文彦氏
男性からの相談で一番多いのが、包茎に関する悩み。ひどい場合には陰茎の機能にも影響が出ることがあるそう。症状と治療法を聞きました。

 ■どのような悩みが多いですか?
 包茎とは陰茎の亀頭部分が皮をかぶった状態のことで、亀頭が露出しないので内側に垢(あか)がたまりやすくなっています。そのため、ニオイが生じたり、雑菌が繁殖したりして、皮膚炎にかかりやすくなります。包茎治療は若い方から年配の方まで幅広く、年配の方に関しては、これから介護を受ける時のことを考えて治療するという方が多いです。

 ■詳しく教えてください。
 包茎は、皮のかぶり方によって「仮性包茎」「カントン包茎」「真性包茎」の3種類に分けられます。「仮性包茎」とは、痛みも締め付けもなく、スムーズに亀頭を露出できる状態をいいます。一見問題がなさそうですが、被っているときに亀頭に面した粘膜部が炎症を起こすこともあります。「カントン包茎」は包皮の開口部が狭く、無理をすれば亀頭を露出できる状態で、「真性包茎」は包皮の開口部が狭すぎて、亀頭の露出が不可能な状態のことをいいます。いずれも衛生面などから、早めの治療が望ましいでしょう。

 ■治療はどのようにして行うのですか?
 治療の一つに、陰茎の大きさに合わせて余っている包皮を切除する方法があります。術後につっぱった感じや痛みが出ないよう、ミリ単位で余った皮を切除し、その後、亀頭直下の通常見えない粘膜部分と皮を糸で留めていきます。糸は術後3週間〜1カ月程度で自然と取れますので通院の必要はなく、その後は自然な仕上がりになります。一人で悩む前に、まずは気軽に悩みを聞いてもらう感覚で、医師にご相談下さい。



 
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