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歯科編

2011/2/11掲載
 
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見た目が気になる女性や思春期の中高生に… 安心して治療に専念できる “見えない
 
DAN矯正歯科クリニック
松下 龍之介氏
最近、審美面から歯の矯正を希望する人が増えているそうです。中でも、外から装着器具が見えない矯正法に注目が集まっています。

 ■大人になってから歯の矯正を始める人が増えているそうですね。どんな理由からなのでしょうか?
 歯並びに自信がないから思い切り笑えないなど、審美面から矯正を希望する人が増えています。見た目を気にする20代〜50代の女性、人と接する機会が多い接客業や営業職の男性が多く来院されます。最近は、「子どもに矯正を勧めたいけど、嫌がっている」と中高生のご両親が相談に来られる場合も少なくありません。働いている人や思春期の中高生は、歯並びが気になっていても矯正器具の装着に対して、「周りの目線が口元に集まる」と感じて、歯の矯正に踏み切れない人も多いようです。その場合は、矯正中でも周りの人にほとんど気付かれない、“見えない

 ■“見えない”矯正法とは? 詳しく教えてください。
 「舌側矯正法」や「マウスピース矯正法」などです。「舌側矯正法」は歯の表面ではなく、裏側に矯正器具を装着する方法で、外から器具が見えません。歯の表面に矯正の跡も残りませんし、矯正中でも表面のホワイトニングができるので、審美性をさらに高めることができます。一方、「マウスピース矯正法」は取り外し可能な透明のマウスピースを、自宅で2週間に一度交換しながら少しずつ歯を動かしていく治療法です。食事や歯磨きも普段通り行えて衛生的。プラスチック素材を使っているので、金属アレルギーの人も安心して装着できます。どちらの矯正法も、周りに矯正中であることがほとんど気付かれず、患者さんの精神的負担はずいぶん軽減されるでしょう。

 ■受診時の注意点は?
 “見えない”矯正法を施術するには、専門の技術やシステム、経験が求められます。矯正を希望される人は、お体のことですし、長い治療期間を要しますので、複数の専門機関でカウンセリングを受け、十分な説明を聞かれた上で、納得されてから治療を開始していただきたいですね。治療法や費用面など、不明な点はお気軽にお尋ねください。



 
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