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歯科編

2010/12/10掲載
 
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取り外し可能、見えない「マウスピース矯正法」 明るい笑顔で、第一印象をアップ!
 
DAN矯正歯科クリニック
松下 龍之介氏
歯並びの悪さが原因で人前で笑えないことから、第一印象を悪くしてしまうこともあるのだそう。周囲に気づかれずに矯正治療ができる「マウスピース矯正法(インビザライン)」の詳細について聞きました。

 ■最近は、外からは見えない歯の矯正があると聞きましたが、具体的にはどんなものですか?
 「すぱいす*spice」32号で紹介した、歯の裏側に矯正器具を装着する「舌側矯正法」と、透明のマウスピース型の装置を用いた矯正法があります。「マウスピース」矯正法は、透明で取り外しが可能なマウスピースをご自宅で2週間に一度交換しながら少しずつ歯を移動していくという治療法です。従来の治療のように、ワイヤーと装置を付けないことから本人の心身の負担も軽減でき、周囲に気づかれずに治療を進められるという点で注目されています。

 ■そのほか、従来の治療法と比べて患者のメリットはありますか?
 マウスピースは取り外しができるので、@食事の際には外して普段通りに食事を楽しむことができるA薄くて軟らかな素材でできているので、口の中での違和感が少なく、会話がしやすいB装置が透明なので審美性に優れているC治療期間中の通院が少なくて済む(1・5カ月〜3カ月に一度)。交通費などの負担も抑えられるDブラッシングができるので、衛生面も安心E素材がプラスチックなので、金属アレルギーの心配がないF頬の粘膜を傷付けることはなく、装着時の痛みが少ない─などのメリットが挙げられます。

 ■マウスピース矯正法には、年齢制限がありますか?
 マウスピースは患者さん一人ひとりの治療計画に基づいてオーダーされたものなので、基本的には中高生から50代、60代の方まで幅広い年齢層に適応できます。また、従来の表側の矯正法に比べて虫歯になりにくいなどのメリットもあります。マウスピース矯正法は、これまでとは異なる技術、経験などが必要とされる治療法です。ぜひ、コンピューター画面上で治療完了にいたるまでのシミュレーションを確認するなどの詳しい説明を受け、納得された上で治療法を選択していただきたいと思います。不明な点はお気軽にお尋ねください。



 
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