くまにち メディカルインタビュー
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美容整形最前線 目の悩み

2006/3/11掲載
 
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それぞれの悩みに合った治療法を
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
第一印象は目元で決まると言っても過言ではないほど、目の印象は大切なもの。美容外科への相談も、「目つきが悪い」「暗く見られる」といった目元の相談が多いのだそうです。

 ■目の相談にはどのようなものがありますか。
 若い方に多いのが、二重にしたいという相談です。二重手術には、大きくわけて「埋没法」と「切開法」があります。 まず、「埋没法」は、希望のラインを1、2カ所糸でとめるだけの方法です。10分程度で終了します。皮膚を切らないのでほとんど腫れもなく、メスを使わないので跡も残りません。また、元に戻したり、やり直しも可能です。 一方「切開法」は、二重のラインを決めて、ラインに沿って切開し、余分な皮膚を取り除きます。5〜7日後に抜糸を行います。切開法は、目の周りの脂肪が厚い方や皮膚の厚い方などに適しています。

 ■中年以降の方ではどのような悩みが多いのでしょうか。
 目が開きにくい、年齢とともに目が小さくなってきた、上まぶたのくぼみが出てきた、肩こりや偏頭痛が出やすいといった相談が多いですね。これは、まぶたを上げる筋肉(挙筋腱膜/きょきんけんまく)が緩んで弱くなり、まぶたが下がって目が開けにくくなっているためです。これを「眼瞼下垂」といい、挙筋腱膜を短縮する手術を行います。また、上まぶたのたるみによって皮膚が眼球に被さっている場合は、二重の線に沿って切開し、余分な皮膚を取り除いて縫合する手術を行い、まぶたの開きをよくしていきます。目の悩みは人それぞれで、処置方法もさまざまですので、専門医に相談されるとよいでしょう。



 
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