くまにち メディカルインタビュー
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美容外科編

2010/8/13掲載
 
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見た目も気持ちも若々しく 近年増えているシミ・シワ・たるみの治療
 
共立美容外科熊本 院長
田中 哲一郎氏
中高年の女性からの悩みが特に多い、シミ・シワ・たるみの治療法。部位や状態、ご希望によって、適した治療法は異なります。今回は、なかでも多くの方が希望される治療法について話を聞きました。

 ■シワを改善したいのですが。
 シワの治療には「注入法」があります。これは注射器を使って薬液を患部に注入する方法です。使用する薬液は数種類あり、ほうれい線や目元の深いシワなどの改善にはヒアルロン酸が適しているでしょう。眉間や額、目尻のシワにはボトックスを注入するのをおすすめしています。筋肉の働きを弱める作用で、シワを作りにくくします。また、コラーゲンを注入する方法もあります。いずれも治療時間は10分程度で、治療直後から化粧や洗顔もできます。薬液は徐々に体内に吸収されるので、効果は約半年程度(コラーゲン注入は約半年〜1年前後)となります。

 ■シミの治療法について教えてください。
 皮膚の奥にある真皮を活性化させ、肌の新陳代謝(ターンオーバー)を促進する「ケミカルピーリング」や「レーザーピーリング」があります。前者は、フルーツ酸を塗布し、角質層に蓄積されたごく薄い角質を取り除きます。後者は、レーザーを照射してコラーゲンの産生を促し、シミの改善とともに肌のリフトアップを図ります。

 ■たるみが気になる場合は?
 耳の裏側などから余った皮膚を引っ張り上げる「フェイスリフト」などが良いでしょう。高周波を照射し、肌にハリを与える方法もあります。治療後は、見た目はもちろん、気持ちも若々しくなったと喜ばれる方も多いようです。今は治療法もさまざまありますので、まずは専門医へお気軽にご相談ください。



 
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