くまにち メディカルインタビュー
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内科編

2010/6/25掲載
 
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がん治療をサポートする「サイモントン療法」 患者本人や家族の心理状態をケア
 
藤岡医院副院長
藤岡 靖也氏
がん治療では、取り組む患者の心理状態が病状経過に大きく影響を与えるそうです。患者と家族の心身のケアに役立つという「サイモントン療法」について聞きました。

 ■「サイモントン療法」とはどういう治療ですか?
 アメリカの放射線腫瘍(しゅよう)医カール・サイモントン博士によって開発されたプログラムで、がんの患者さんとサポーター(ご家族など)の心身をケアするのが目的です。がんを治療していく中では、患者さん本人の苦悩はもちろん、ご家族もどうサポートしたらよいか深刻に悩まれるケースが少なくありません。状況をきちんと受け入れ、希望を持って治療に取り組むか、絶望や不安を抱えたまま過ごすかでは、病状の経過が大きく違ってくると思われます。

 ■プログラムの具体的な内容は?
 「NPO法人サイモントンジャパン」認定のセラピストが、認知行動療法やイメージワークなどのプログラムを取り入れた定期セミナーを行います(4カ月に1回、有料)。また、個別カウンセリング(不定期・自由診療、1回につき1時間〜1時間半程度)を通して、患者さんやご家族の精神的なケアを行います。

 ■がん治療に限った療法ですか?
 近年では、ストレスに起因するあらゆる症状にも応用されています。さらに医大、看護大、がんセンターなどでの研修や講義にも取り入れられるなど、注目されています。詳細は気軽にお問い合わせください。 ■「NPO法人サイモントンジャパン」ホームページ http://www.simontonjapan.com



 
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