くまにち メディカルインタビュー
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形成外科編

2010/6/18掲載
 
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肌のハリを取り戻すため たるみの程度に合わせた選択を !
 
サンロードクリニック院長
プリンヤ吉里氏
年をとるにつれて、だんだん目立つようになる顔や首のシワやたるみ。若いころのようなハリを取り戻そうと、治療を希望する女性が増えているといいます。具体的な治療法などについて聞きました。

 ■たるみやシワについて教えてください。
 顔や首のたるみ・シワは加齢が主な原因で、40代くらいから目立つようになります。しかし加齢だけでなく、紫外線やストレス、エアコンによる乾燥も悪影響を与えています。ですから、バランスのとれた食事や十分な睡眠など規則正しい生活を心がけたり、紫外線や保湿に注意するのも予防策として大切です。

 ■では、たるんでしまった肌にはどのような治療法があるのでしょうか。
 頬・あご全体のたるみから首のシワまで気になる場合は、「フェースリフト」という手術を行います。髪の毛で隠れる耳の周囲にメスを入れ、余分な皮膚や筋膜を切除し、垂れ下がった部分を引き上げます。手術は2〜3時間程度で、翌日から仕事も復帰できます。傷跡は1〜2カ月程度で徐々に目立たなくなっていきます。一方、目元だけが気になる場合は「こめかみリフト」が適しています。こめかみ付近の頭髪が生えている部分、または生え際を切開して皮膚と筋膜を引き上げる手術で、目元がスッキリした印象になります。手術時間は60分程度。フェースリフトに比べ腫れや痛みは少ないです

 ■手術以外の方法はありますか。
 高周波とレーザーを同時照射し、真皮層のコラーゲンやエラスチンの産出を促す方法があります。メスを使わない治療で、比較的、シワやたるみの少ない人向きです。治療法は、シワやたるみの程度や部分に合わせて選択します。



 
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