くまにち メディカルインタビュー
   HOME > 美容皮膚 インタビュー一覧> 美容皮膚 最前線
 
美容皮膚科編

2010/4/23掲載
 
MENU
美容整形
美容皮膚
ダイエット
内科
心療内科
歯科
皮膚科
婦人科
肛門科
がん治療科
小児科
眼科
整形外科
耳鼻咽喉科
神経内科
泌尿器科
放射線科
循環器内科
医療福祉
消化器外科
形成外科
味覚障害
免疫治療
血管外科
精神科
シミ・シワ・たるみ 紫外線による肌老化を改善 夏の強い日差しも恐くない
 
ワイズスキンケアクリニック 院長
泉 依子氏
紫外線が気になる季節。GWを利用して、海や山へレジャーを楽しむ方も多いのでは。気になるシミ・シワ・たるみは、日差しが強くなる夏前からのケアが重要になってくるそうです。そこで、治療法を伺いました。

 ■シミ・シワ・たるみの治療法について教えて下さい。
 シミには、光エネルギーと高周波を組み合わせた治療を行います。施術後は肌のトーンが明るくなり、張りやツヤが出て、同時にリフトアップ感も期待できます。一度に顔全体に照射できるので、シミやそばかすが広範囲にある方にも適しています。また、小ジワやたるみには、2つの異なる波長のレーザー熱を同時に照射するレーザー治療があります。従来のレーザー治療よりもシワ・たるみの改善やリフトアップ効果が期待でき、短期間で反応が出やすい方法です。真皮層に軽いヤケドを起こした状態にして、コラーゲンやエラスチンの産生を高め、筋肉を引き締めます。顔全体のたるみがキュッと引き上げられ、ほうれい線や目元の小ジワも薄くする効果があり、肌がなめらかになります。

 ■ほお骨や額、口の周りに左右対称にできる薄い茶色のシミについて教えて下さい。
 それは肝斑というシミの一種です。治療としては専用のカーボンローションを顔全体に塗り、レーザーを照射するレーザーピーリング法が適しています。レーザーでカーボンと毛穴の中の皮脂をとばし、毛穴のカーボンを燃やすことで、コラーゲンを増やし、毛穴も引き締めます。くすみの軽減にも効果的です。シミと思っていたら実はアザや肝斑の場合もあるので、まずは専門医に相談して見極めることが大切です。シミ、肝斑が混在しても、同時治療が可能なので、お気軽にご相談下さい。



 
無断転載は禁じます。
掲載の記事、写真等の著作権は熊本日日新聞社または、各情報提供者にあります。
Copyright Kumamoto Nichinichi Shimbun
  (c) 熊本日日新聞社 〒860-8506 熊本市中央区世安1-5-1
くまにち.com トップページへ