くまにち メディカルインタビュー
   HOME > 内科 インタビュー一覧> 内科 最前線
 
内科編

2010/4/2掲載
 
MENU
美容整形
美容皮膚
ダイエット
内科
心療内科
歯科
皮膚科
婦人科
肛門科
がん治療科
小児科
眼科
整形外科
耳鼻咽喉科
神経内科
泌尿器科
放射線科
循環器内科
医療福祉
消化器外科
形成外科
味覚障害
免疫治療
血管外科
精神科
生活習慣病は早期発見が大切 症状が出る前に予防健診を !
 
九品寺クリニック院長
横山利美氏
本年度の生活習慣病予防健診がスタートしました。そこで、生活習慣病の原因や予防健診の内容について詳しく聞きました。

 ■生活習慣病の予防健診について教えてください。
 生活習慣病とは、名前の通り、生活習慣の影響によって発症する病気です。以前は成人病と呼ばれていました。日々の不適切なライフスタイルの蓄積によって発症するため、ほとんどの場合は自覚症状がないままに進行していきます。早期発見のためには、症状が出る前に生活習慣病予防健診を受診することが大切です。

 ■生活習慣が不適切ならば、どのような病気につながるのでしょうか?
 一般に、脂質異常、高血圧、高血糖などが引き起こされ、それらに起因して動脈硬化が進行し、虚血性心疾患、脳血管障害、糖尿病合併症などにつながります。

 ■生活習慣病の主な原因とは?
 生活習慣病との関わりが指摘されているのは、@食習慣A運動不足BストレスC喫煙D飲酒─の5つで、さまざまな病気を発症させやすく、進行させていく原因となっています。40歳代を境に増え始めますが、心がけ次第で将来の危険度を大幅に減らすことが可能です。

 ■生活習慣病予防健診の内容は?
 一般的な健診の内容としては、診察、身体測定、血圧測定、便潜血反応検査、血液検査、心電図、胸部・胃部レントゲン検査、乳がん・子宮がん・肝炎検査などがあります。受診対象年齢やセットでの受診のみの健診など、いくつかの規定がありますので、詳しくは全国健康保険協会や企業健康保険組合、生活習慣病予防健診実施機関などにお問い合わせください。



 
無断転載は禁じます。
掲載の記事、写真等の著作権は熊本日日新聞社または、各情報提供者にあります。
Copyright Kumamoto Nichinichi Shimbun
  (c) 熊本日日新聞社 〒860-8506 熊本市中央区世安1-5-1
くまにち.com トップページへ