くまにち メディカルインタビュー
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皮膚科最前線 レーザー脱毛

2010/2/13掲載
 
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夏に向けてクリニックで安心脱毛
 
駕町 太田皮ふ科 院長
太田 浩平氏
皮膚科学会認定皮膚科専門医。
1964年生まれ。筑波大学卒。九州大学皮膚科入局。九州大学大学院を経て、新日鉄八幡病院皮膚科部長。99年に父の診療所(保田窪)を継承。2002年に日赤通りに移転。
次第に暖かくなり、薄着の季節が近づいて来ると、むだ毛のお手入れも気になりますよね。今回、短時間の施術で済み、皮膚組織にほとんどダメージを与えずにむだ毛を処理できるレーザー脱毛について聞きました。

 ■レーザー脱毛について教えてください。
 むだ毛の処理のために使用される医療脱毛レーザーは、黒いものに反応する性質があります。そのため毛根部分の組織を破壊し毛を生えにくくします。他の皮膚組織にはほとんどダメージを与えないため、肌に優しい脱毛法ともいえるでしょう。施術時間も両わきで5分程度と短時間で終わります。

 ■夏までにむだ毛の処理を済ませたい場合はいつから始めるといいのでしょうか。
 毛には成長期、退行期、休止期という毛周期があり、施術もそのサイクルに合わせて行います。個人差はありますが、約1・5カ月に1回を目安に照射し、4〜5回くらいの施術が必要です。そのため、夏に向けて今から始めるのがおすすめです。

 ■施術時に痛みはありますか
 痛みはほとんどなく、ゴムで弾かれたほどの感覚で済みます。

 ■なにか注意点はありますか。
 脱毛の部位は事前に剃ってご来院ください。また、施術前に抜くと効果が減弱しますので自己処理で抜かないようにしてください。

 ■同じ医療用レーザーが、素肌のケアなど美容面でも使われているそうですね。
 顔全体に照射して真皮内に働きかけるレーザーフェイシャルがあります。表皮のシミ・ソバカス、くすみの改善やニキビ、毛穴の引き締めなどに効果が期待できます。詳しくは医師にご相談ください。



 
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