くまにち メディカルインタビュー
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形成外科治療最前線 まぶたのたるみ

2009/12/19掲載
 
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視界回復手術で、頭痛や肩こりも軽減
 
サンロードクリニック院長
プリンヤ吉里氏
いつも眠そう、陰気な感じ、老けて見える、など見た目の印象を悪くする“まぶた”のたるみ。頭痛や肩こり等を招くこともあり、目の機能向上を目的に手術を受ける人も増えているそうです。詳しく聞きました。

 ■まぶたのたるみは、日常生活にどのような影響を及ぼしますか。
 目の周りの皮膚はとても薄く、老化が早い部分。加齢によってまぶたが伸びたり、長期のコンタクトレンズの使用等でまぶたを持ち上げる筋肉が弱くなるなどで、たるんでしまうのです。まれに先天性の場合もあります。まぶたが開きづらいせいで視界が狭くなり、おでこや眉間にしわを寄せながら物を見るようになると、実年齢以上に老けて見えます。目にも負担がかかるので、眼精疲労や頭痛、肩こりなどの症状が出ることもあります。

 ■まぶたのたるみは、どのような方法で解消できますか。
 基本的に局所麻酔での手術を行います。伸びた皮膚を切除し、必要であれば脂肪を取り除く方法と、筋肉を引き上げて縫合する方法とがあります。視界が広がり、機能面がアップするだけでなく、黒目が大きく見えるため、美容面でも満足される方が多いようです。なお、治療には保険が適応される場合もあります。

 ■入院する必要はありますか。
 ありません。ですが、術後2〜3日は腫れが目立つので、年末年始など、まとまった休暇がとれる時に受診する方が多いですね。また、見た目の印象が良くなる目元の手術は、営業職や面接の予定がある男性が受診される場合も少なくありません。目元のことでお悩みの方は、一度専門医に相談されると良いでしょう。



 
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